4月に地鎮祭を行い、西巣鴨の家が着工しました。
小さな敷地に建つ小さな家ですが、高性能な「東京ゼロエミ住宅水準3」の認証を取ります。
建物は使える空間を全て使い切って無駄を省いた2階建て。スキップフロアーのスキマが有効に使われます。
既に書きましたが敷地は小さいです。この敷地に建つの?と思うくらいですが、
更地になると敷地は特に小さく見える傾向なので、多分大丈夫でしょう。
ちなみに敷地面積は11.8坪。そこに家族4人が快適暮らす、しかも快適でエネルギーコストが抑えられ、地震等災害に強い安全な住まいがちゃんと出来ます。
東京にはこのような敷地がまだ沢山ありますが、設計コンセプトと施工技術が整えば、坪単価の高い立地も夢ではありません。
基礎配筋の全景です。立派ですよね?
建物が小さく細いほど、揺れたときに基礎に加わる力は大きくなるので、
鉄筋のボリュームも大きく、基礎は立派になります。
ただし、隣地とのスキマはこんなもんです。こういった環境ではお互い様精神が必須になるので、
お互いの理解と良い関係づくりが無くては実現出来ません。
コンクリート打設では、道路使用許可を取り生コン車とポンプ車を道路に設置します。
現場よりはるかに広いスペースを使わさせてもらっているので、どこに現場があるのかわからない、
ほぼ道路工事状態ですね。
現場取りのコンクリート強度試験用採取は、コインパーキングをお借りして。などなど、狭小地ならではの
場面がこれからもたくさん出てくるでしょう。
これから上棟。まだしばらく大変ですが、上物が建つのは楽しみです・・・
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